船舶にとって空調は命を守る重要な設備であり、
大海原での急激な気温変化に対応し、快適な環境を提供します。
当社は、小型作業船から800人以上が乗る豪華客船まで、
多様な船舶用空調の設計、新造船の空調工事からメンテナンスを担当しています。
緊急対応が求められる場面も多い中、
技術者たちは誇りを持って迅速かつ的確に対応しています。
長期的に使える設備のメンテナンスや入れ替え工事を通じて、船舶の快適な空間維持に貢献しています。
船舶の設備はビルやマンションに比べて劣化が早く、10~15年ごとに設備の総入れ替えが必要です。
当社は、その新設工事からメンテナンスや入れ替え工事のサービスを提供しています。
海に囲まれた日本にとって、船舶空調は必要不可欠なサービスであり、当社は成長を続けています。
当社が担当した船舶は入替時期までの故障頻度が低く、快適性が高いことから高評価を頂いております。
フェリー空調業界シェアNo.1
当社は、メーカーとしては国内有数の船舶に対する空調設備メンテナンスの豊富な実績を誇り、
多くの重要な船舶の安全で快適な運行を支える技術力を発揮しています。
新日本海フェリー
らいらっく(2002)、ゆうかり(2002)、はまなす(2004)、あかしあ(2004)、すずらん(2012)、すいせん(2012)、
らべんだあ(2017)、あざれあ(2017)
阪九フェリー
いずみ(2015)、ひびき(2015)、せっつ(2020)、やまと(2020)
東京九州フェリー
はまゆう(2021)、それいゆ(2021)
名門大洋フェリー
フェリーきょうと(2021)、フェリーふくおか(2022)
商船三井さんふらわあ
さんふらわあ くれない(2023)、さんふらわあ むらさき(2023)
他曳船や練習船等多数
※()内の数字は就航年を表しています。
ダイキン工業(株)、三菱電機(株)、
三菱重工業(株)、フクシマガリレイ(株)、
(株)東芝、パナソニック(株)
空調システム設計技術
快適な空間を設計するプロフェッショナル空調システムの選定・設計を担当し、建物や船舶などの仕様や使用条件に基づいて、効率的な空調設備のレイアウトや機器選定を行います。船外排水は監視義務が発生することから、空調機には排水しないものを設計したり、排水CADなどの設計ツールを使用して図面を作成し、エネルギー効率や利便性、快適性、安全性を考慮した設計を行います。また、プロジェクトの進行中には、現場との調整や顧客との打ち合わせも行い、適切な設備が導入されるようサポートします。
空調設備メンテナンス
新築時の工事管理や空調設備の保守、修理を行う技術職で、定期的な点検を通じて空調機器が正常に作動しているかを確認し、不具合が発生した場合は迅速に修理対応を行います。また、フィルターやコンプレッサーの清掃・交換、冷媒の補充、システムの調整なども含まれます。
業務の中では、空調機器のトラブル診断や、長期的な設備のメンテナンス計画を立てることも重要な役割です。
業務支援スタッフ
船舶空調機の修理・部品手配を行うエンジニアやメンテナンススタッフをサポートする事務スタッフは、停泊場所の確認や配船表の管理、部品の手配と在庫管理、電話やメールでのお客様対応を通じて、エンジニアが現場に集中できるよう支える役割を担います。
教育制度
工務課では、ダイキンサービスが開催する出向研修により、業界トップクラスの技術やノウハウを直接学ぶ機会が設けられています。
(ダイキンサービスさまの都合により参加できない場合もございます)
学部に関係なく、安心して仕事に取り組める研修制度は、
ビジネスマナー研修や空調機に関する専門的なことから学ぶことができます。
工務課では、ダイキンサービスへの1年間の出向研修で、
業界トップクラスの技術やノウハウを直接学ぶことができます。
入社後の最初の6ヶ月間は、先輩社員と一緒に現場に同行し、実際の業務を通
じて学ぶことができます。
経験が豊富な先輩社員からの指導で、実践的なスキルと知識を着実に身につけ
ることができます。
業務に関連する資格を取得した場合、努力の成果を称えるために報奨金を支給し、社員の成長を後押しします。
専門知識や技術をさらに磨き、キャリアアップを目指す社員を全面的に支援しています。
第1種冷凍機械責任者 | 1名 |
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第2種冷凍機械責任者 | 3名 |
第3種冷凍機械責任者 | 2名 |
第1種電気工事士 | 1名 |
第2種電気工事士 | 5名 |
ガス溶接技能講習 | 6名 |
2級管工事施工管理技士 | 1名 |
2級電気工事施工管理技士 | 1名 |
第1種冷媒フロン類取扱技術者 | 5名 |
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第2種冷媒フロン類取扱技術者 | 2名 |
冷媒回収技術者 (RRC認定) |
2名 |
職長・安全衛生責任者教育 | 3名 |
フォークリフト運転 | 3名 |
クレーン運転 | 1名 |
玉掛け | 1名 |
表彰制度
制服貸与
(メンテナンススタッフ)
社用携帯貸与
(メンテナンススタッフ)
1on1面談
グリーン環境推進
空気清浄機設置
保養所の利用
社員旅行
ワークライフバランス
の推進
この度、当社は「健康経営優良法人」に認定されました。
これからも、従業員の健康を第一に考え、働きやすい環境づくりに取り組んでまいります。
サンレイ空調に関するさまざまな数字をご紹介します。
船舶用空調事業比率
0%
35年以上にわたり船舶設備に携わり、その豊富な経験と技術力が新日本海フェリーや三菱重工
業などの船舶企業・海運企業からも高く評価されています。
主に船舶用空調機に関連する仕事が全体の約80%を占めています。
この分野においては長年の経験と専門知識を活かし、数多くのプロジェクト
に携わっています。
年間メンテナンス実績数
大規模なメンテナンスプロジェクトを多数手がけ、特に大型船の対応や複雑な修繕作業において高い評価をいただいています。
平均年間造船プロジェクト数
0隻
フェリー
0隻
曳船
0隻
練習船
男女比率
平均勤続年数
新卒社員の加入で平均勤続年数は短縮していますが、働きやすい職場を日々改善しています。
平均残業時間
一般的には、35~40時間といわれていますが、当社では、残業をなくし、働きやすい環境に改善しています。
有給取得日数
連続して有給を取得することも可能で、有給を利用しやすい環境です。
資格保有者数
OJT 教育期間
先輩社員と一緒に現場に同行し、実際の業務を通じて学ぶことができます。
ダイキン研修期間
工務課への新卒採用の場合、ビジネスマナーや空調機に関する研修を出向で学ぶことができます。